ものづくり教育実践センター・本館は、技術職員の事務室と機械加工のできる実習室があります。実習室では、設置されている様々な加工機を利用して各種実験装置、実験材料の製作等を行っています。利用方法は主に「自主加工」による方法と「受託加工」による方法があります。また、当センターの授業である実習や実験時にも、施設は利用しています。
● 利用方法について
● 自主加工
ものづくり教育実践センターの事務室もしくは技術職員へ自主加工を申し込んだ後、入退出管理システムへの入力をお願い致します。(退出時にも行って下さい。)
材料及び工具など(バイト・エンドミル・ドリル刃等)は各自で用意して下さい。自主加工は基本的には無料ですが、NC 工作機械については消耗品代を申し受けます。また、一部NC工作機械についてはライセンス制を導入しているので講習会の受講をお願いします。
利用資格者は、山梨大学教職員・山梨大学学生です。その他は、特に許可を受けた者とします。
【以下の目的のため、ライセンス制度を2015年4月より、製造システムグループで開始しました。】
(1)利用者の技術能力の可視化
(2)工作機械等の破損防止効果による利用者の安全性確保
本制度の詳細は以下の実施要領でご確認下さい。
「ライセンス制実施要領」
ライセンス申請時は以下の申請書をご利用下さい。
「ライセンス取得申請書」
● 受託加工
教育・研究活動を支援するために、全学・施設からの製作に応じています。依頼の方法は、「製作依頼票」がセンターHP 上もしくはものづくり教育実践センター事務室に備えてありますので、必要事項を記入のうえ、設計・製作図等と一緒にご持参していただき依頼をお願い致します。
製作費用(加工料金)は、センターの「業務依頼及び自主加工等の課金に関する内規」により700円/時間になっています。工具・消耗品などの購入目的で申し受けておりますが、外注と比較して低料金に設定しておりますのでご理解よろしくお願いいたします。
● 主な設備について
各棟には主として以下のような設備が設置されています。
<北棟>
TIG 溶接器、交流アーク溶接器、ベンディングマシン、コークス炉、電気炉、高速切断機、シャーリング、帯鋸盤、コンターマシン、砂型鋳造、ショットマシン、サンドブラスターほか
<南棟>
普通旋盤、精密卓上旋盤、NCフライス盤、立てフライス盤、ターニングセンター、工具研磨機、両頭グラインダー、平面研削盤、ワイヤー放電加工機、レーザ加工機、ファインカット、帯鋸盤、卓上ボール盤、直立ボール盤、横フライス盤、マシニングセンタ、レーザ彫刻機、CAD/CAM、ダイヤモンドソー、ほか
● 開室時間について
利用時間は8時30分から17時までとします。(17時15分に完全退出して下さい。)
授業等で利用できない時間帯がありますので、詳細は職員にご確認下さい。